FUN+WALK PROJECT

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FUN+WALKコラム歩く楽しさを伝えるコラム、続々更新中

2018.06.01

有彩色・無彩色の使い分けがポイント!! アサヒ飲料『夏の快適ビジネススタイル+WALK提案会』

有彩色・無彩色の使い分けがポイント!! アサヒ飲料『夏の快適ビジネススタイル+WALK提案会』

アサヒ飲料株式会社が進める『健康チャレンジ!』プロジェクトの一環として、また、『FUN+WALK PROJECT』への参画で、社員の健康向上の取り組みを推進しているアサヒ飲料株式会社。今回は、2018年5月24日に同社が主催した『夏の快適ビジネススタイル+WALK提案会』イベントの模様をレポートします。

今回のイベント発起人の一人であるアサヒ飲料株式会社マーケティング本部長で『健康チャレンジ!』プロジェクトリーダーである大越洋二さんが、2018年3月に開催された『FUN+WALK PROJECT』のキックオフイベントで株式会社髙島屋の歩きやすい通勤スタイル提案を知り、アサヒ飲料の社員向けに講義を依頼したところから今回のイベントが実現しました。

「当社ではスニーカー通勤を推奨していますが、スニーカーを取り入れたビジネス服のコーディネートが難しいという声があがっていました。そこで、少しでもスニーカーに合うビジネスファッションの敷居を下げられないかと思って企画したのが、今回のイベントです」と大越さん。

まずは、株式会社髙島屋MD本部紳士服・紳士雑貨・スポーツディビジョン 藤井卓郎さんによる、「歩きやすい通勤スタイルとファッション性の両立のスタイル提案」が行われました。

色合わせが、ファッションのポイント

ファッション性を高める手段として藤井さんが挙げたのが、有彩色と無彩色の上手な使い分けについて。24色の色相環(色相の総体を順序立てて円環にして並べたもの)を知って、ファッションに取り入れる提案がされました。

色の組み合わせには、色相環の反対にある色を合わせる『補色関係』と、色相環の隣同士を組み合わせる『同類関係』があり、この2つの関係を、ネクタイ・ポケットチーフ・シャツ・ジャケット・パンツの色に応用すると良いそうです。補色関係には双方の色を引き立たせる効果があり、例えば青と茶色の組み合わせは、ファッション性の高まる代表的な色合わせの一つ。

同類色で合わせる場合は、青と水色など、同色を濃淡で合わせていくテクニックが紹介されました。また、黒・グレー・白の無彩色は、合わせた色を引き立たせてくれる優秀な色。例えば、シャツにオレンジやピンクなどカラフルな色を持ってきて、無彩色のパンツを合わせることで、無彩色が全体の雰囲気の“緩衝材”になることが紹介されました。

クールビズファッションで、歩きやすい通勤スタイルを実現するには?

近年は、吸水速乾、軽量で消臭機能のあるテキスタイルが登場し、バラエティに富んだクールビズファッションが実現できるようになってきています。藤井さんからは、ウールよりも軽く、カジュアルな雰囲気のあるポリエステル素材や麻のジャージー素材のスーツが紹介されました。ずっと着ていてもシワにならず速乾のため出張にも持って行きやすい。麻は特に清涼感があって人気が出てきているそうです。

歩きやすさのポイントになるのが、靴。スーツを合繊のセットアップにするとカジュアルな雰囲気が出て、スニーカーと合わせやすいそうです。一般的なウールスーツや襟付きシャツに合わせるならば、レザー素材のスニーカーを選ぶと、違和感のないコーディネートになるとアドバイスがありました。

ジャケットを着ない場合のパンツ丈には注意が必要。立っているときに靴の上にパンツの生地がたまっていると格好悪くなってしまいます。ジャケットを着ない場合は、パンツ丈を少し短めにすると良いそうです。

また、合繊のスーツとスニーカーをコーディネートしたときにビジネスソックスを合わせると、足元だけアンマッチになってしまうため、ジャガード素材でドットやチェックなど柄のあるソックスを取り入れるという提案がされました。

すべての動きのベースになる、“正しい立ち方”

次に、株式会社AW Stage代表取締役社長でウォーキングスタイリストの田村亜弥さんから、スニーカーでの効果的な歩き方についてレクチャーがありました。

正しい姿勢と歩き方を実践すると、運動効果が高まると話す田村さん。まずは、最も大切で、すべての動きのベースになる『姿勢』についてレクチャーがありました。

立ち方のポイントは、両足のかかとをくっつけて、つま先を握りこぶし一つ分あけ、ふくらはぎ・膝・太ももをぎゅっと足の内側に寄せるようにして、土踏まずの上に立つような重心を意識する。骨盤を地面と垂直になるようにまっすぐ立て、腹に力を入れた状態をキープしたまま立つ。上半身は、左右の肩が水平になるように調整して、前に出ないように真横に開き、頭を体全体で支えるようにして首が前に出ないように立つと良いそうです。

正しく歩けば、効果的な全身運動になる

次に正しい歩き方について、3つのポイントが挙げられました。1つ目は、正しい立ち方をキープしたまま平行移動するように歩くこと。2つ目は、かかとから着地すること。日本人は足をひきずって歩くことが多く、それを改善するためにも、かかとから着地することがレクチャーされました。3つ目が、歩幅を大きくすること。歩幅を大きくすることで膝が伸びやすくなり、足の筋肉が使われるそうです。また、腕振りはボディラインすれすれを左右対称に振って、腕を後ろに引くことを意識すると、腕と背中の筋肉が使われて良いそうです。

「ウォーキングは全身運動なので、正しい姿勢と歩き方をすれば、より効果的な全身運動になる」と藤井さん。普段の運動不足を実感している方は、3つのポイントから実践してみると良さそうです。

最後に、改めて『健康チャレンジ!』プロジェクトリーダーである大越洋二さんに、話を聞きました。

「私自身、今まで感覚的に選んでいた服について、色の関係を理解できました。この知識は、今後のビジネスファッションに生かしていけると思います。ウォーキングレッスンについては、普段から無造作に、前かがみで歩いていることを実感したので、挙げていただいた3つのポイントを思い出して正しい姿勢で歩き、歩くことを全身運動にしていこうと思っています」